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ひろしまこども夢財団★papamama smile club

「進学進級の時期!子どもの心をどう受け止める?」

■日時 平成29年4月20日(木曜日)15:10~
■出演 臨床心理士 NPJ認定ファシリテーター・トレーナー 高見知日子(たかみ ちかこ)さん
■ DJ 屋形英貴さん&近藤志保さん

【近藤DJ】
今日のpapamama smile clubは、「進学進級の時期!子供の心をどう受け止める?」というテーマでお送りします。お話しして頂くのは、高見知日子さんです。
よろしくお願いします。
高見さんはですねえ、臨床心理士 NPJ認定ファシリテーター・トレーナーで、「ママも子どももハッピーになる、頑張らない子育て」という本の著者でもあります、

【屋形DJ】
ファシリテーター・・・ちょっと噛みそうになりますねえ(笑)
ファシリテーターというのはどういったことをするんですか?

【高見さん】
はい。ファシリテーションっていう言葉があるんですが、グループワークなどをするときに、その司会進行
役をするんですねえ。まあ詳しく言えばもっといろいろとあるんですが・・・
人をつないだりとか、促進したりとか、活性化させるといった働きをします。

【屋形DJ】
まとめたり、促したりとかする役割りということですか。

【近藤DJ】
大事な役割ですよね。
では、高見さんが普段どんなお仕事をされているのか、教えてください。

【高見さん】
はい、私は、臨床心理士なんですが、カウンセラーとして、ご自身のことや子育てに関する悩みの相談を受
けてカウンセリングを行ったり、心の健康や子育てに関する研修や講座を行ったりしています。
また、NPJ認定ファシリテーターとして「完璧な親なんていない」という子育て応援プログラムを実施し、そのファシリテーターを育てるトレーナーもしています。

【近藤DJ】
ファシリテーターを育てるトレーナーでもいらっしゃるんですねえ。
今回のテーマは、「進学進級の時期!子供の心をどう受け止める?」ということですが・・・
新しい生活がスタートして、お子さんもご両親も不安が重なる時期ですよねえ。
高見さんも2人のお子さんがいらっしゃるという事ですがご自身の時はどうでしたか?
 
【高見さん】
はい。大変な時はありました。
保育園とかだと朝、登園の時に別れ際に泣かれたり、小学校入学後も、朝はぐずぐずして学校に行かせるのが大変でしたね。

【屋形DJ】
とにかく家から出させるのが大変な時期って結構ありますよねえ。
なかなかねえ・・・そういう時にはどうすればいいんですかねえ??

【高見さん】
そうですねえ。まあ、多くの場合はなんですが、思い切って行かせる方がいいですねえ。迷わず!です。

【屋形DJ】
とりあえず、泣こうがなにしようが、まずは学校なり園なりに送り届けてしまうということですか。

【高見さん】
親が迷ったり不安になると子どもに伝わるんですね。
そうなると、子どもも迷って不安になってぐずぐずし始めるので、親はきっぱりと「行かせる」という心になったほうがスムーズかと思います。

【近藤DJ】
やはりこの時期というのは、そういった悩みや相談が多いのでしょうか?

【高見さん】
そうですね。なかなか慣れないことも多いし、親の方も子どもと別れることに不安だったりしますよね。
親の方が不安なんですね(笑)

【屋形DJ】
そう!!僕、思うんですけど、おっしゃるようにとりあえず行かせてしまえば、あれだけ泣いて叫んでた
のに、帰るころにはケロッとしてる時ってありますよねえ(笑)

【高見さん】
そうそう、5分も経たないうちに、けっこうケロっとして遊んでいたりするんですよね。

【近藤DJ】
そんなに気持ちの転換が早いんですか?

【高見さん】
はい、早いですよ。

【屋形DJ】
親は心配しますけど、まあ実際に預けてしまえば、親が心配するほどでもないっていうことがありますよね。

【近藤DJ】
心配しすぎないようにするっていうのが、ひとつポイントかもしれないですね。
お子さんが新しい環境で友だちはできたかな?など、ついつい色々と聞きたくなりますが・・・・

【屋形DJ】
そうそう、聞く聞く(笑)(笑)

【近藤DJ】
あっ、屋形さんもそうですか(笑)

【屋形DJ】
どうよどうよ??
クラス、どんな感じ?
新しい友だちはできたか??

【近藤DJ】
質問、めっちゃするじゃないですか(爆笑)
でも、高見さん、この聞き方にもポイントがあるそうですね。

【高見さん】
そうですね、まず、子どもから話しかけてきたときがベストタイミングですね。

【屋形DJ】
なるほど・・・"待ち"が大事なんですね。

【高見さん】
たいてい、親が忙しいときに話しかけてくることが多くて「ちょっと待って、後で」と言いがちなんですね。
でも無理がなければ1分でもいいので手を止めて、お子さんの目を見ながらちょっとだけでも聞くのがいい
ですね。
聞くときはお子さんがどんな気持ちだったかなと想像しながら、「楽しかったね」とか、「ドキドキしたのね」
とか、批判しないで、気持ちをそのままを返してあげるといいかもしれませんね。
中には話してくれないお子さんもいますよね。
親から聞くときは、さりげなく聞く、あまり矢継ぎ早に、たくさんは聞かない、尋問みたいになりますからね(笑)。聞いても「忘れたー」「わからん-」というお子さんもおられますが、そういうときは、無理に聞く必要はないですね。

【屋形DJ】
僕も子どもの頃に親からいろいろ言われると、なんかもうめんどくさいやって思う気持ちがあったので
子どももそうかなっと思いますねえ。
その時にちょっと待つことが大切なんですね。

【高見さん】
やっぱりねえ。聞きたい気持ちがいっぱいだと尋問みたいになっちゃうんですよ。

【屋形DJ】
なるほど、確かにそうですよね。問い詰めちゃう感じになりますよね~。

【高見さん】
だから、さりげな~く、さらっと聞くくらいでいいと思います。

【近藤DJ】
そうなんですか。
今年の春に、リスナーさんからのメッセージにもありましたが、親の立場からすると、それでもやっぱり心
配だと・・・そんな時はどんなスタンスでお子さんを見守っていけば良いのでしょうか?

【高見さん】
そうですね。心配なのはよくわかります。
でも、心配のしすぎは、子どもに良くないです。
心配がものすごく膨らんじゃうと、お子さんにどうしても伝わっちゃうんですね。
そうなると、信頼されてないのかなって感じにもなりますし、きっと大丈夫、と楽観的な気持ちでいた方が、
お子さんも気持ちが楽になりやすいと思います。
それと、親はつい先走って、失敗したらどうしようとか転ばぬ先の杖ではないですけど、子どもが困らない
ようにしたくなりますが、困った時こそが、子どもにとって成長とか学びのチャンスなんですね。
親は半歩後ろから見守るくらいでいて、少しぼーっとしたくらいの方が子どもが育つにはちょうどい
いです。また低学年まで位のお子さんなら、だっこなど体で甘えてきた時しっかり受け止めてあげてくださ
い。親は、子どもの心配しすぎないために、親自身が余裕が持てるように、何か楽しめることを見つけてお
くのもいいですね。

【屋形DJ】
親自身に余裕がないと、それが子どもに伝わっちゃうっていうことって、確かにありますねえ。

【近藤DJ】
お子さんを信じて見守ることが大切なんですね。
最後に子育てに奮闘中のパパママにメッセージをお願いします。

【高見さん】
子育てに悩みはつきもので、これが正解というものはありません。完璧な親はいないし、完璧な子どももい
ません。試行錯誤しながら、できることをこつこつやっていけばいいです。
多少ぼーっとしたくらいの親でいいし、親自身が楽しんだり幸せであることが、なによりの子どもの幸せです。

【屋形DJ】
そうですよね。
まあ、自分の都合で子どもを振り回すっていうのはよくないかもしれませんが、まず、親が楽しむ気持ちで、子育ては大変かもしれませんが、親が子育てを楽しめることを、親も見つけた方がいいですよね。
それがどんなことなのか、お出かけなのか、美味しい物を食べることなのかもしれないし、まず、自分が笑顔でいられるように子どもと接したいと思いますねえ。

【近藤DJ】
そういったことも、高見さんが書かれた本に載っているんですか。

【高見さん】
はい、そういうメッセージも込めて、「ママも子どももハッピーになる!頑張らない子育て」という本を書きました。子育てに悩まれている方に読んでいただけたらうれしいです。

【近藤DJ】
「臨床心理士 NPJ認定ファシリテーター・トレーナー、『ママも子どももハッピーになる!頑張らない子育て』の著者」高見知日子(たかみ ちかこ)さんに、「進学進級の時期!子供の心をどう受け止める?」というテーマでお話しを伺いました!
ありがとうございました!!