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ひろしまこども夢財団★papamama smile club

「忘れないよ・・・ 子育てママの想いを絆に」

■日時 平成27年2月12日(木)
■出演 なぎさ若竹保育園子育て支援センターなかよしハウス所属、サークル「てのひら」  中村 亜砂海さん、竹森 詠子さん、草野 香さん
■ DJ キムラミチタさん、徳永真紀さん

【徳永DJ】

今日のpapamama smile clubは、来月被災から4年目を迎えます東日本大震災の被災地、福島県の子育てひろばと交流を続けている、広島の親子サークルの活動をご紹介していきます。

テーマは「忘れないよ・・・ 子育てママの想いを絆に」。

スタジオにお越しくださいましたのは、安芸郡坂町で活動されている、なぎさ若竹保育園子育て支援センターなかよしハウス所属、サークル「てのひら」の中村 亜砂海(なかむら あさみ)さんと 竹森 詠子(たけもりえいこ)さんと草野 香(くさのかおり)さんです。宜しくお願いします!!

 

【キムラDJ】

まずは、サークル「てのひら」の紹介を、中村さん お願いします。

 

【中村さん】

私たち、「てのひら」は、2013年の9月ごろに、坂町の子育て支援センター「なかよしハウス」内で結成しました。

メンバーは全員坂町で子育て中のお母さん達で、現在はお休み中のメンバーも含めると総勢25名所属しています。

月に1・2回集まって、福島のパパやママに「忘れてないよ!一緒に子育て頑張りましょう」という想いを届けるために何ができるかを話し合っています。

活動中には毎回地域のボランティアの方や坂町・坂町外からも先生が来て、子どもたちを側で見守ってくださるので安心して話し合いや作業をさせてもらっています。

 

【徳永DJ】

そうなんですねえ。サークルが結成されたキッカケを教えてください。

 

【中村さん】

支援センター「なかよしハウス」の先生が、福島の白河市で子育て中の親子の「もう自分たちのことは忘れられているのじゃないか」という苦しくて声にならない想いを知り、「広島に居ながら何か出来ないか?」と考え、センターに集まる親子に「何かやってみませんか?」と声をかけて下さったのがきっかけです。

そこから福島県白河市の「たんぽぽサロン」さんとの交流が始まりました。

 

【キムラDJ】

竹森さん。広島に居ながらの支援という事ですが、具体的に教えてもらっても良いですか?

 

【竹森さん】

最初の活動は、2013年10月頃です。

どんな支援が必要か福島の「たんぽぽサロン」さんに伺ったところ『てのひら一つ分の秋』がほしいと言われました。

具体的には、ミカン箱ひと箱分のまつぼっくりやどんぐりということでした。

 

【キムラDJ】

そういうことなんですね~。

 

【竹森さん】

そこで、福島にどんぐりを送るという事から始めました。

この時は、町内町外を問わず活動を知った多くの人たちから、センターにどんぐりやまつぼっくりが届けられました。

たくさん集まったので、ツリーとサンタを手作りして一緒にプレゼントしました。

一番最近では9月に写真付きのフォトフレームを送りました。これは春から皆で草花を集めて、押し花を作り、それを福島から送ってもらった子どもたち一人一人の写真に飾り付けて完成させました。

今は、3月11日の節目に向けて何かできないか話し合っています。

 

【キムラDJ】

いいですねえ。話し合いも楽しそうですよね。

 

【徳永DJ】

福島の子ども達も、きっとその時の秋にどんぐりやまつぼっくりを拾って遊んでいただろうけれど、外に出られない環境があるということですね。だから、広島から送ったんですね。

 

【キムラDJ】

手のひら一つ分の秋・・・いい言葉ですね。

 

【徳永DJ】

じゃあ実際に被災地に行かなくても、私たちに出来ることがあるということですね。

 

【竹森さん】

そうですね、私たち子育て中のパパママには、直接的行って何かをするという支援活動は難しいけれど、「忘れてないよ」という気持ちを伝えることはできます。

今は相手の顔も名前も知らないけれど、ママ友・パパ友として楽しく交流して仲良なりたいと思っています。

できるときにできる人だけでお互いの負担にならないように、ゆったりとしたペースで楽しんで活動しています。

 

【キムラDJ】

この出来る時に出来る人でということは大切ですよね。ゆったりとしたペースでね。

草野さん、福島の皆さんからの反応はいかがですか?

 

【草野さん】

「たんぽぽサロン」さんから、お礼に喜びのお手紙やかわいいプレゼントをいただきました。

また、あちらのホームページで実際に飾ったり使ったりしている様子をのせて下さるので、それを見れば、直接会わなくても喜んでもらえたのだと実感できます。

私たちは、福島のパパママに一瞬でも笑顔いっぱいで幸せな気持ちになってほしいから、活動を続けていけるのだと思います。

また、てのひらを通してたくさんの出会いの輪が広がっているのですが、それをとても嬉しく思い、その出会いは「たんぽぽサロン」さんが私たちにプレゼントしてくれているのだと思っています。

 

【徳永DJ】

そうですね。距離はありますけど近いですよね、なんだか気持ちが・・・

福島のパパママと気持ちの交流を通じて感じる事はありますか?

 

【草野さん】

被災地だからとかでは無く、どんな場所でも時代でも誰でも子育ては大変です。

でも、私たちの子どもが思い切り外で走り回ったり、何気なく道端に咲いてる草花を摘んだりするような、当たり前の風景を災害に奪われたという事実を忘れないでほしいです。

時々でいいから、「大丈夫かなぁ?」って被災地の方々の想いに寄り添ってもらえたらと思います。

 

【キムラDJ】

そうですよね。なんか、自分のことにするっていうか。

 

【徳永DJ】

そうなんですよね、子どものことを心配する気持ちって、すごく想像できますものね。

 

【キムラDJ】

子ども達もきっと覚えていて、未来に繋げてゆけるっていうか。今のお話しを聞いて、サークル「てのひら」に参加してみたい!と思われた方はどうしたら良いですか?

 

【草野さん】

坂町にお住いの子育て中のお父さんお母さんで、「てのひら」に興味を持って頂けた方ならいつでもお待ちしています。支援センターが毎月発行しています「なかよしハウス通信」に活動日が載っていますので、直接センターにお越しいただくか、センターに電話して頂ければと思います。

電話番号は 082-820-1770 です。

 

【徳永DJ】

最後になりますが、子育てに奮闘中のパパママへメッセージを、中村さん、代表してお願いします。

 

【中村さん】

私には4歳の娘と2歳の息子がいるのですが、子育てってすごく楽しいなって思います。

でもそれと同時にその何倍も大変です。初めてお母さんになった時、「お母さんなんだから育児も家事も出来て当たり前。わかって当たり前」と勝手に思い込んだり、子どもの成長には個人差があると言われて頭の中では理解できてても、「わが子はできるはず」とどこかで思ったりとかして・・・なんていうか今思えばすごくかっこつけて子育てしていたと思います。でも今は、ずうずうしいくらいに皆に頼ってます。

 

【キムラDJ】

ふふふ・・・(笑)

 

【中村さん】

抱っこひもを使ったことある方ならわかると思うのですが、背中で「カチッ」と留める留め具ありますよね。

あれって自分でもできるけど、留めてもらうとすごく助かります。

そこを甘えられるかどうかが、子育てをちょっと楽にするコツなのかって思います!

 

【徳永DJ】

すごく大変なことを助けてもらわなくても、ほんのちょっとしたことでいいんですね。

 

【中村さん】

はい、そうなんです。

 

【キムラDJ】

一瞬、みてもらえるだけで全然違いますもんね。

 

【徳永DJ】

それが、何処に住んでいても同じことということですね。

今日は、どうもありがとうございました!!