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ひろしまこども夢財団★papamama smile club

「災害から一年 被災地の子育て親子への取組」

■日時 2019年7月18日(木)15:10~
■出演 ひろしまNPOセンター 香川 恭子 さん
■ DJ 近藤志保さん&山本三季雄さん

【近藤DJ】
今日は、ひろしまNPOセンターで、被災地の子育て親子への支援活動に取り組まれている、香川(かがわ)恭子(きょうこ)さんにお越しいただきました。よろしくお願いいたします!

【近藤DJ】
ひろしまNPOセンターは、全般にどういった活動をされている組織ですか?

【香川さん】
主に、地域や市民の課題に取り組む非営利の民間団体に向けて支援やネットワークづくりなどを行って
います。それぞれの活動が充実することで、豊かで開かれた市民社会の実現をめざしています。

【近藤DJ】
その中でも、香川さんは、昨年の7月豪雨災害直後から、被災地の子育て親子を対象にした支援活動に熱心に取り組まれているそうですね。

【香川さん】
当時は現地へ出向いてお手伝いしたいとの想いもありましたが、実際には日々の業務もあったので、
まずは自分たちが持っている資源から、できることを考えてみようと思いました。

①子育てオープンスペースで、支援物資を集めました。
...多くの方の協力で、洗ってありすぐに使えるタオル・新品の肌着・痛みがない清潔な衣類が集まり、
被災地の保育園や臨時で預かりを実施しているところへ、届けさせていただきました。
これまで、物資を集めても、提供できない物もあったり、種類が仕分けされてなく、大変だったので
「サイズ別&男女別」にして提供していただくようにお願いしたことで、負担が軽減しました。

②従来1回一日一家族100円必要だった子育てオープンスペースの利用を
被災地にお住いの方全てを対象に、無料にしました。
...実際に被災していなくても、災害の為オープンスペースが閉鎖されたりしていたため
罹災証明ではなく、"被災エリア"を対象としました。
 また、車などで出てくるのが困難な状況の方でも、何らかの交通手段を使って、
利用していただきたいとの想いで、被災エリアからお越しの方には交通費も支給しました。
③休養と入浴ができる場所を無料提供する「産後サポートばあばのおうち」を開設しました。
...ご利用があったのは昨年11月以降でした。それまでは、交通機関が遮断されていて、
赤ちゃんや小さな子どもを連れて、出かけてくることが大変困難だったと思います。
避難所にしても、自宅にしても、ゆっくり休める状況にない方は多くいらっしゃり、
「自分だけ休みに行くのは気が引ける」との声もありました。

【近藤DJ】
現在、出かけにくい事情があるお母さんたちが、受けられるサポートはありますか?
【香川さん】
ホームスタートを言う家庭訪問型の子育て支援に力を入れて取り組んでいます。
オープンスペースでは話したいことがゆっくり話しにくい方、
子どものことで心配があるのだけど誰に聞いたら良いかわからないという方、
一人で子どもを二人三人と連れて出るのは大変、妊娠中なので出かけにくい、など
いろんな理由から家に来て欲しいと利用される方が多くいらっしゃいます。
これから少しずつですが、被災地のご家庭へも訪問支援を行っていこうと思っています。
ホームスタートを、利用してみたい方、どんなものか聞いてみたい方は、
子育てオープンスペースつばさ 電話番号:082-246-0024 まで、お問い合わせください。
また、訪問活動を行ってくださるボランティアさん(ホームビジターさん)の養成講座も
ただいま受付を行っています。
ご興味がある方は、ぜひ子育てオープンスペースつばさのHPもご覧いただけたらと思います。

【近藤DJ】
最後に、 被災地での子育て親子への支援について、今後の課題を教えてください。

【香川さん】
東日本大震災の後も、広島の8・20の豪雨災害の後も、1年以上たって、子どもが急に夜泣くようになっ
たとか、爪噛みが始まったとか、外に出なくなったとか、いろいろあったと聞いています。
そのようなお子様の様子に不安を感じられるお母さんお父さんもいらっしゃると思いますが、一緒に楽しい時間をたくさん作っていけたらと思っています。

【近藤DJ】
ひろしまNPOセンターより香川恭子さんにお越しいただきました。
ありがとうございました!