ひろしまこども夢財団★papamama smile club

「子どもの熱中症対策」

■日時 令和元年8月15日(木)15:10~
■出演 広島県庁 健康福祉局 健康対策課 片平(かたひら) 尚(なお)貴(たか) 様
■ DJ 近藤志保さん&山本三季雄さん

【近藤DJ】
今日は、広島県庁 健康福祉局 健康対策課の片平(かたひら)尚(なお)貴(たか)さんに、「子どもの熱中症対策」について
教えていただきます。片平さん、よろしくお願いいたします!

【近藤DJ】
暑い日が続いていますが、子どもの熱中症患者も、増えてきているのでしょうか?

【片平さん】
そうですね、7月後半の梅雨明け以降,子どもも含め,全体的に熱中症患者が急増しています。

【近藤DJ】
熱中症になったら、どんな症状がみられるのですか?

【片平さん】
はい。主に、頭痛・吐き気・嘔吐・高熱・顔が赤くなる・多量の発汗・鼻血などがあります。
子どもの様子もいつもと比べると元気がなくなり,しんどそうにします。
また,重症になると意識がなくなったり,体が痙攣することもあるんですよ。

【山本DJ】
そうなんですね。そのほか、子どもの熱中症に関して、特に気をつけることはありますか?

【片平さん】
子どもは体温を調節する機能が未発達のため,上手く汗をかくことができません。
また,ベビーカーに乗った赤ちゃんや身長の低い子どもの場合,地面との距離が近く,
地表の熱や照り返しの影響を受けやすいため,熱中症のリスクが高くなります。

【近藤DJ】
ベビーカーに乗せている時にも、気を付けないといけませんね。

【片平さん】
はい、そうなんですよ。
子どもの場合はボキャブラリーが少なく,自分の体調の異変を的確に言葉にできません。
そのため,保護者の方や周りの大人がなるべく早く異変に気付いてあげることが,子どもの熱中症予防には最も重要です。

【山本DJ】
そうですよね。小さい子って、まだ話せなかったりしますよね。
その他、具体的な熱中症予防の方法を教えてください。

【片平さん】
重要なのは,「暑さを避けること」と「水分補給をすること」です。
35℃を超える猛暑日や,気温の高い時間帯の外出はなるべく避け,外出時には帽子をかぶり,涼しい服装でお出かけください。
水分はのどが渇く前に補給するようにし,屋外でも屋内でも,時間を決めるなどし,こまめに飲ませてあげてください。基本的には子どもが飲めるもの,飲みたいと言ったものを飲ませて構いません。重要なのは,水分を補給させることなので,
必ずしもスポーツドリンクや経口保水液にこだわる必要はありません。

【近藤DJ】
とはいえ、夏休みで、プールや海など屋外で遊びたがるお子さんも多いと思います。
その場合、どんな対策をしたらいいですか?

【片平さん】
はい。プールや海などで泳いでいる最中でも,体が熱く感じたら,水から上がって冷水シャワーを浴びるなどし,風通しの良い日陰で休むようにしてください。
また,炎天下に駐車をする際は,ほんの数分でも車内は非常に高温になります。
車内に子どもだけを置いて車から離れることは,短時間でも絶対にしないでください。

【山本DJ】
万が一熱中症の症状がみられた場合、どうすればよいですか?

【片平さん】
軽度の場合は,「涼しい場所に移動して体を冷やす」,「衣服をゆるめてゆっくり休ませる」,「水分補給をさせる」といったことで,症状が改善することが多いです。
冷やす体の箇所は,首の両脇,左右の脇の下,足の付け根で,冷たいペットボトルや冷やしたタオルなどをあててください。 
一方,意識がない,痙攣しているなど,一目で様子がおかしいと判断できる場合には重症である可能性が高いので,救急車を呼ぶなどし,必ず体を冷やしながら,
急いで医療機関に連れて行くようにしてください。
 
【近藤DJ】
からだを冷やすことが大切なんですね。  
最後にリスナーへのメッセージがあれば,教えてください。

【片平さん】
これからも暑い日が続きますが,熱中症は対策が何より大切です。
「暑さを避けること」と「水分補給をすること」を心がけ,子どもの様子に変化がないか,日々十分注意してあげてください。
 県のホームページでも,応急処置の方法など熱中症対策について紹介しているので,
ぜひ参考にしていただけたらと思います。

【近藤DJ】
パパママスマイルクラブ、この時間は、広島県庁 健康福祉局 健康対策課の片平(かたひら)尚(なお)貴(たか)さんに、
お越しいただきました。ありがとうございました。