私は、小さい頃から祖父母と同居していました。
家が広かったこともあり、モノに溢れた世界が私の世界でした。

大学まで実家から通っていたので”片づけの方法”なんて分からず
一人暮らしをすると、どんどん家の中がモノであふれていきました。

結婚して、すぐに専業主婦になりました。
子供を産んで人数が増えるにつれて、増えるモノたち…

長男誕生までは何とか凌いだ生活でしたが
次男を産んだ時、精神的にも限界を迎えました。

・溢れるモノ
・おもちゃ
・機能的ではない収納
・出産や育児を通じて、必要なのかどうかが分からなくなってしまった服…

目に映るのは、大事なおうちのはずなのにストレスでいっぱいの空間でした。

​そんな中、お片づけを”学ぶ”

ストレスでいっぱいの空間を見るとすべてが悲しくなって
涙が出て、自分を責めました。

毎日「私だめだな」って思いました。
夫や息子たちにも笑顔でいられませんでした。

何とか自分を変えたくて、焦る気持ちでまだ小さな息子を連れてハローワークに行ったこともありました。

​そんな中、
次男を授乳しながら片づけブログを読み漁る中で2011年、「ライフオーガナイズ」という言葉に出会いました。

”捨てるから始めない？”
”この散らかったお家がそんなやり方で綺麗になるの？…”

始めは半信半疑でしたが

「ライフオーガナイズ」を勉強していくうちに徐々に片づけられて行ったのは

どんな既存の方法でもリバウンドしていた『おうち』と、全く自信がなくて人の目ばかり気にしていた『自分の心』でした。

お家が変わるための一番の方法は、

「自分を知る」こと、「自分の大事なことを見つめ直す」ことだと初めて知ったのです。

​何かあっても、自分を整えられるココロ

その後、ライフオーガナイザー®として少しの間活動しましたが、夫がうつ病を発症しました。

夫が会社に行けなくなり収入源がなくなるため、私は6年半の専業主婦の生活を捨て夫の様子を見ながら住宅会社に正社員として就職しました。

働くことは楽しかったけれど急に大黒柱になったことはストレスでもあり、心の中が片づいていないと仕事の結果もでないしデスクもすぐ荒れました。

死に物狂いで仕事を行なっていたことで
私生活のバランスが崩れ、家族関係・夫婦関係が悪くなったこともありました。

そんな苦しい時期に私は
毎日泣きながら自分に向かい合い、心のモヤモヤに向かい続けました。

自分の気持ちを毎日ノートに書き出し、自分の気持ちを毎日俯瞰し続け、そのノートはぎっしり6冊になりました。

”何が一番大切で、自分はどんな人生を送りたいのか？”

ココロをしっかり片づけし、とにかく私のゴールである”もう一度家族全員で笑顔で過ごす暮らし”に向かって歩き続けました。
 

​お片づけって、1人では難しいと痛感して決意

​私はたまたま見つけて学んでいたけれど、お片づけの方法を学んだことがある人なんてとても少ないはずです。

​私は３年半の間、住宅会社の営業として「おうち」に対して投資をするお客様1500名以上の生の声を聴き続け理想をカタチにしてきました。

お客様の収納相談や図面段階からの動線提案もたくさんさせていただきましたが、やはりどれだけ図面でご提案していこうとも”片づけは一人でするのには難しい”と言うこと。

にも関わらず、

その人に合ったお片づけの方法はわからないまま100円ショップや突っ張り棒で試行錯誤してうまくいかず、ご自身を「私なんて…」と責めているママがとっても多かったんです。

散らかったお家・子供との関係・夫婦関係・職場関係・友人関係・仕事・そして自分のココロ…

​乱れて　汚くて　他の人のことばかり気にして　羨ましくて　妬んで

​全てにそんな気持ちだった私は”ライフオーガナイズ”を使ったお片づけで全てをぐいっと好転させてきました。

​どこにも、困っているママたちが頼れるところがないのなら私がその選択肢の一つになって応援していく！とライフオーガナイザー®として起業を決意しました。

​所詮、お片づけは手段であること。

所詮、片づけは手段です。幸せに人生を生きることが何よりも大切です。

お片づけって、得意でも不得意でも毎日しなければいけないんです。

でも子育・家事・仕事の繰り返し。何ならちょっとご夫婦で喧嘩するような1日だってあるかもしれません。

それならば、”学べばできるようになる”お片づけを早くクリアにしてほしい。

自分のやりたいことに早くシフトしてほしい。

私は苦しみながら手探りでつかんできたけれど、

お仕事や育児、夫婦関係のバランス…毎日スムーズにはいかないからこそもっともっと自分らしいカタチに作り上げる方法としてお片づけを利用して欲しいのです。

​空間もココロも

お片づけは難しいものだから誰かに頼んでもいいものであり、方法を教えてもらってもいいものだいうことを常識にしたい。

お片づけのサポートがもっと世の中に普及しそれによって、心穏やかに幸せに暮らせる人を増やしたいのです。

​共働きで働くママが多い中で、休日は罪悪感なく家族と過ごせるママが多くなり笑顔で幸せを感じられている社会を実現するのが私の目標です。

現在は婚活もサポートする中で、独身段階からお片づけスキルを上げられるようにレクチャーしています。

​長々と熱い思いを書いてしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました！