知っていますか、面前DV
子供に直接危害が及んでいないケースでも、虐待の場合があります。
大好きなパパとママがどなりあったり、もしくは一方的にどなられている。
その姿を見た子供は、どんな気持ちになるでしょう。
恐かったり、悲しかったり。心が大きく傷つきます。もし、日常的にくり返されれば、子供たちに逃げ場はありません。びくびく。不安な毎日が続きます。
子供に直接的に暴力を振るったり、どなったりしていなくても、子供の前で暴力や否定的な発言をくり返す。これは「面前DV」といい、心理的虐待の1つとして分類されています。今、面前DV相談の件数が増えています。
冷静な話し合いを心がけて
子供の前でなくてもどなりあったり、手を上げたりすることはよくありません。感情的にならず、建設的な話し合いでの解決を心がけることが大切です。2人で解決が難しい時は、誰かに話を聞いてもらうこともいいかもしれません。当事者じゃなくても、もしあなたの周りで見かけたら、「どしたん?」とちょっと気にかけてあげるだけで、子供だけでなく、パパもママも救われるかもしれません。
DVかもしれない、と思ったら
DVについて相談できる、専門の窓口があります。「もしかしたら?」でもかまいません。
ぜひ相談してください。
- さまざまな相談機関があります 「DVの相談機関」をくわしくみる
- 男性専用の相談窓口もあります 「DV男性相談窓口」をくわしくみる